着付けに必要な小物

着付けに必要な小物と各名称について

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着付けに必要な小物について

着物・振袖の着付けに必要な小物についてですが、あった方がよりベター、着やすい、着崩れない、綺麗に着れる、などの注意点など記載ございます。参考にしてみて下さい。

着用後に着物のたたみ方で困ったらこの動画

 

 

 

着付け 当日の注意点

  1. 着付け当日は、ワイヤーブラジャーブラカップインナーの着用はご遠慮下さい。※帯を締める際に胴回りをタオルなどで補正します。(身体の凹凸が極力でないようにします。)身体の凹凸ラインが出ると、帯を締めた際に、スッキリと綺麗な印象になりにくいです。胸が豊かな方は着物ブラジャー着用をお勧めする場合もございます。※着物ブラジャーは店頭で販売しております。
  2. 和装小物一式を忘れた場合は、レンタル料金¥1,500がかかります。
  3. 着物を着た時に、着物の衿から洋服インナーが見えないように衿周りが広く空いたインナーをご着用ください。
  4. ヘアメイク後にヘアメイクが崩れないように、洋服を脱ぐ為に【ジップ】や【ボタン】の洋服をご着用で来店ください。
  5. 着物を着るのが初めての方は、空腹の状態で帯を締めると苦しく感じることがございます。(個人差がございます)少しでも食事をしてご来店ください。(おなか周りが空腹で一番細い状態ではない時に帯を締めるのがオススメです。)
  6. 新品の草履をはく際には、草履を着用しご自分の足のカタチになじむまで数時間かかる場合がございます。事前に草履の鼻緒を手で揉んで柔らかくしておきましょう。※草履の鼻緒の中には形状を保つ目的で厚紙が入っております。手で揉んで柔らかくしておきましょう。特に合皮でできている鼻緒の場合は特に気をつけましょう。鼻緒の合皮自体が素材の特性上、少し硬めなのでご注意ください。生地素材の鼻緒は問題なく、すぐに柔らかくなります。足が甲高の方で草履がきつく感じた方はお申し出ください。簡易的に鼻緒を調整させていただきます。

主なもの

  1. 振袖・着物
  2. 長襦袢

上記記載のものが必須で必要です。

特に2番の長襦袢がわかりにくいですが、着物と同じ形、寸法で着物より少し薄手の生地。色も一般的にはピンク、白などの薄い色が多いです。中には濃い色などいろいろな色がありますのでご注意ください。長襦袢は着物の下にピタッと合わせて着るので同じ寸法、形になります。※厳密に言うと、長襦袢は、丈が着物よりおはしょり分、短いです。長襦袢は名称が肌襦袢(肌着)と似ているので間違いやすいですが、肌襦袢は役割としてはインナーで、形も違います。肌襦袢(肌着)の形は、ワンピース式や上下が別れているものもあります。

続いて、

帯周辺の小物

  1. 帯〆(ひものような形状で帯の上で結んでいるもの)
  2. 帯揚げ(帯の上の位置でに締めているもの巾30cm、長さ120cm)
  3. 帯枕(帯を後ろで固定するもの、お太鼓を固定する)
  4. 三重紐(振袖のみ)

などがあります。振袖の方は、変わり結びをするために追加で3重紐、トリプル仮ひもと呼ぶひもが必要です。※3重紐(トリプル仮紐)は、変わり結び時にたたんだ帯を羽のようにするときに留めるひもです。

次に、

着物・長襦袢を着るのに必要な小物

  1. 肌襦袢(肌着インナー)
  2. 足袋
  3. 腰ひも5本(ウェストベルトでも可)
  4. コーリンベルト1本
  5. 伊達〆2本(マジックベルトでも可)
  6. 前板
  7. 後ろ板(振袖のみ)
  8. 薄手浴用タオル5枚(約30×80㎝)
  9. 草履
  10. バック
  11. 和装ブラジャー(あった方が綺麗)ワイヤー入りブラジャーは、帯を締めた時にワイヤーが肌に当たって痛くなる可能性があるので避けましょう。ブラカップインナーも綺麗に着せれないのでNG。
  12. 髪飾り

などがあります。上記の小物については、着付け師の習われていた流派によって違ってきます。特に腰ひもをウェストベルトでする方や、伊達〆をマジックベルトでする着付け師さんなど。このあたりは、着付け師さんに聞いてみましょう。使い慣れている小物の方がきれいに着せてくれると思います。

あった方がベター、着やすい、着崩れない、綺麗に着れるなどの豆知識

■和装ブラジャー

なければ、スポーツブラ・ブラトップやノーブラでOK。ワイヤー入りブラジャーは、帯を締めるとワイヤーが肌に当たって痛くなる可能性があるので避けましょう。ブラカップインナーも綺麗に着せれないのでNG。

腰紐(こしひも) 5本

色・柄は問いません。

■タオル5本(補正用)

使う数は個人差があります。粗品でもらうような薄手のタオルです。バスタオル・ハンカチタオル不可。

和装用肌着 又は 和装スリップ

セパレート(上下分かれているタイプ)の、肌襦袢・裾除けでもOKキャミソール・丈の長いフレアパンツでも代用可。暑いからと言って、肌着を着ないで着物を着るのはNG!エチケットとして、きちんと着用しましょう。

前板

ベルト付きでもOK(ベルトなしの方がきれいに着せれる)

ウェストベルト

伸び縮みするので、腰紐に比べて少し楽に着る事が出来ます。

伊達締めのかわりに巾約8cm程のマジックベルトでもOK

コーリンベルト

無くても着付けは出来ますが、着崩れ防止になります。

お顔周りの小物

  1. 半衿(刺繡半衿)付いているか確認
  2. 伊達衿(重ね衿とも呼ぶ)
  3. 衿芯

です。半衿は、長襦袢についているか確認してください。半衿は長襦袢の衿に直接縫い付けます。ついていないと当日、慌てますので確認が必要です。着物をよく着る方は、汚れた半衿だけ洗って付け替えたりします。半衿を付けたまま長襦袢ごと洗えますが丸洗いに時間がかかります。丸洗いは、店舗で約1か月みておいた方がいいでしょう。それから伊達衿は別名、重ね衿とも呼び、お顔を華やかに見せる色の衿です。そして最後に衿芯です。衿芯は着付け直前に長襦袢に通して使う小物です。しっかりとした硬さがあるので長襦袢に衿芯を入れると衿のカタチがきれいに決まります。

■半衿

白の半衿はすっきり綺麗、正統派に。

以上が着付けに必要な小物についてです。

着付け 当日の注意点

  1. 着付け当日は、ワイヤーブラジャーブラカップインナーの着用はご遠慮下さい。
  2. 和装小物一式を忘れた場合は、レンタル料金¥1,500がかかります。

着付けに必要な小物 まとめ

ご自分の体型や身長などを考慮して着付け用の小物を選んでいくと見違えるようにきれいに細く着付けできるようになります。かつ長時間着ていても着崩れないで苦しくない着付けになります。着付け小物で違いが出てきます。綺麗に細く苦しくない着付けは、是非、専門家にご相談ください。

【注意点】半衿付け代え約10日、着物クリーニング丸洗い約1ヶ月、しみ抜き約2~3週間程度お時間かかりますので詳しくはお着物を持って店舗にお問合せ下さい。

着付けに必要な小物