着物クリーニング/サイズ直し

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きものアフターケア診断士のいる店 丸豊独自の着物クリーニング

丸豊は、着物店として着物を着た後に必ず発生する着物のクリーニングや寸法直しなどのメンテナンスにこだわります。お着物を永く使って頂くためになるべくコストを抑えて利用しやすい環境を目指します。

着物クリーニング・丸洗い

  • 熟練職人が着物の状態に合わせて「手洗い」
  • 着物にもっとも優しい「自然乾燥」
  • ふっくらと仕上がる「手仕上げ」!

他社ご購入の着物や帯も当店でお手入れが可能です。

熟練職人の手洗いで貴女様の着物がよみがえります!
あなたの着物の汚れやお手入れで気になること、お悩みがありましたら、すぐに丸豊へご相談下さい。
丸豊には着物お手入れのプロ「きものアフターケア診断士」がいます。
着物のお手入れに関するすべてのお悩みについてご相談が可能です。ぜひご利用ください。

丸豊の着物のクリーニングへのこだわり

手洗い

手洗いの作業前、着物がクリーニング溶剤により色落ち・金箔落ちなどの現象が起きないか部分的なテストをします。ドライクリーニングの前に、袖口や衿、裾など汚れやすい箇所を特殊なブラシで手洗いします。着物の種類・状態に合わせてブラシの加減を調整します。
汚れのあるところだけでなく、汗・ホコリなどを吸収している可能性のあるところは、すべて丁寧に不純物をもみだします。
丸豊では、クリーニング溶剤で落ちる汚れはすべて手作業にて落としていきます。
最も重要な工程の一つとして考えています。

着物の手洗い

着物の手洗い

自然乾燥

丸洗い後、専用室にて乾燥させます。
ここは、一年中24~26度の温度設定をされており、低温で一昼夜、ゆっくりと乾燥させます。
着物を干す際には、着物の形を崩さないように一枚ずつ物干し竿に吊るします。そうすることで溶剤などの匂いを完全に飛ばし、ふわっとしたソフトな仕上がりに近づけます。
また、24~26度の温度と、あえて低温に設定しているのは、乾燥のため。その他にこの温度が着物にとっても優しいからです。
丸豊では、この乾燥の工程にも手を抜きません。

着物の丸洗い後の自然乾燥

着物の丸洗い後の自然乾燥

手仕上げ

汚れ落としの工程をすべて終えた後は、仕上げになります。
専用のアイロンにて着物のシワが残らないよう、丁寧にアイロンをかけていきます。
仕上げは、着物に直接アイロンをあてるのではなく、1~3センチと紙一重の距離を保ち、蒸気の熱で形を整え、着物に本来の風合いとふくらみを甦らせます。更に、他社ではあまり行わない裏地のプレス仕上げも。
この手仕上げで、風合いが決まるため、当店では熟練者のみが対応しております。

着物の丸洗い後の手仕上げ

着物の丸洗い後の手仕上げ

 

シミ抜き、黄変抜きなど

丸洗いで落ちないシミや黄変などは、それぞれシミ抜き・黄変抜きを行います。
よく、シミ抜きをしたら、穴が開いてしまったとの話を聞きますが、これは着物の状態に合わせて処置をしていない証拠なのです。
シミ抜きや黄変抜きは、着物の状態とシミ・黄変の状態を見抜く「目」と「経験」が必要です。
丸豊では、熟練のベテラン職人のみが携わり、着物の状態に合わせた仕事を心掛けております。

着物のしみ抜き

着物のしみ抜き

汗抜き

意外に大切で、見落とされるのが汗抜きです。着物は湿気に弱く、汗にも弱いのです。
干せば湿気は取れますが、汗の成分である塩分やアンモニアは残ってしまうため、放っておくと変色や生地の変質を招きます。
汗は水性のため、ドライクリーニングでは落ちなく、汗抜きを行う必要があります。高圧蒸気をかけて、繊維に染み込んだ汗を弾き飛ばします。
特に、肌に近い長襦袢などは、汗をかいた時にはぜひ汗抜きを行っていただくことをお勧めいたします。

着物の汗抜き

着物の汗抜き

洗い張り

丸豊と他社との大きな違いは、この洗い張りかもしれません。通常、洗い張りは1回の洗いだけで済ますところも多いのですが、当店では2回洗い張りをしています。まず、1回目は洗い台の上で油性溶剤にて手洗いし、次の水洗いの工程で水・ソープの浸透を妨げるような油性汚れを取り除きます。ここで一度乾燥させます。
そして、本来の洗い張りの工程である「水洗い」となります。着物の汚れの状態・染色・加工の状況により、水洗いの時間を調節して行います。
洗い張りは、一度着物を解いてから洗う工程のため、再度仕立てなければならないこともあり、加工代としては高価になります。
しかし、着物のためには、また着物を甦らせるためにも、頻繁に着用された着物は洗い張りをされることをお勧めしたいものです。

着物の洗い張り

着物の洗い張り

ぜひ、丸豊の洗い張りを、一度お試しいただき、その仕上がりをご確認ください。

丸洗い価格表

振袖、留袖(比翼付き)など 6,230円(税込)
訪問着、付下げ 5,540円(税込)
小紋、無地、喪服、コート、長襦袢など 4,850円(税込)
帯全般(袋帯、名古屋帯など) 3,470円(税込)

シミヌキ(ひどい汚れとり)が必要な場合は無料見積もりさせていただきます。(お時間がかかる場合がございます。)

丸洗い・しみ抜きとは?

丸刷毛と揮発性の溶剤を使い、着物を解かずに汚れを落とすこと。全体的に汚れを落とすことを丸洗い、特に汚れている部分を綺麗にすることをしみ抜きと言います。これらを総称して着物クリーニングと呼んでいます。

丸洗い・しみ抜きにかかる期間

丸洗いには通常約1ヶ月(繁忙期1.5~2ヶ月)ほどいただいております。シミ抜も追加となると+2週間~3週間みてください。着る予定が決まっている場合は、急ぎで仕上げることもできますので、ご相談ください。(どこまで加工をするか加工範囲によって期間も変動)※染み抜きに関しては、無料見積もりしておりますが約1週間程度お時間を頂いております。

【お客様へのお願い】

■「自分でシミを落とそうとしない」

シミをつけてしまった場合に、自分でシミを落とそうしないでください。シミを広げてしまったり、生地を傷めたり、状態をより悪化させてしまう場合があります。お食事時に醤油などをつけてしまった場合は、乾いたタオルなどで吸い取るようにしてください。そして着る予定がなければ、早めにクリーニングへお出しください。

■「時間が経過すると汚れが定着します」

シミをつけてしまった場合は、ほうっておかずになるべくお持ちください。シミは時間が経つにつれて汚れが定着して落ちにくくなるため、ほうっておくと、しみ抜きにかかる費用が高くなったり、汚れが落ちなくなってしまったりします。1度着たら必ず汚れると考え、次に着る予定がないのであれば早めにクリーニングへ出してください。

※飲食時などに水やアルコール、醤油などがついた場合は慌てずにタオルで上から水分だけを吸い取るようにすると汚れが広がりません。

着物の寸法直し

着物の寸法直し(一例)

裄(ユキ)を伸ばす⇒着物4860円、長襦袢4860円。着丈を伸ばす⇒振袖6600円、スジ消し約4000円(状態によって変動)、身巾直し⇒8640円

※寸法を大きくする加工は、中に入っている生地をほどいて出したときに「スジを消す」(色をあわせる)加工作業が発生することがあります。縫製をほどいて生地を出してみないとわからないので加工代(スジ消し代)約4000~5,000円はみてください。※お着物の状態によって変動。

着物の寸法直し(サイズ直し)

¥3,080 ~ ¥9,900

着物の寸法が体型と合うかどうかは、実際の着物の寸法とご本人様の実寸とで分かります。着物寸法、長襦袢寸法を採寸して見積もりさせいただきます。

お気軽にお問い合わせください。下記に記載は箇所直しの一例です。詳細は、お着物を御本人様に着せて確認をしますので、ご予約してご来店ください。

例)着物寸法直し

裄直し 4,950円
丈直し 9,900円
袖丈直し 3080円
身巾直し 8,800円
スジ消し 約4000~6,000円
小物コーデチェンジ(帯〆・帯揚げ・草履・半衿)
¥1,980 ~ ¥29,800
お持ちの着物に帯揚げ・帯〆・半衿・伊達衿・草履などの小物をチェンジしてイメージを変えるプランです。全然違う雰囲気になりますのでお試しください。