着物のコート

店名 | 和遊館丸豊 豊橋店 |
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住所 | 〒441-8133 豊橋市西幸町笠松27−2 |
電話 | 0532-26-2601 |
店名 | 和遊館丸豊 田原本店 |
住所 | 〒441-3416 田原市東赤石4丁目83 |
電話 | 0531-22-0071 |
着物を着てみたいと思っても、どんな種類があり、どのようにコーディネートすればよいのか迷う方は多いです。せっかく留袖や訪問着を着るなら、雨の日でも安心して外出できるコート選びや、足元を守る足袋カバーの使い方なども知りたいところです。そこで当店では、豊橋・田原で初心者向けの着付け教室を案内し、レンタルや購入のメリット、正しい保管方法まで幅広くサポートします。大切な着物を長く美しく保つために、正しい手入れやコーディネートのヒントをぜひご覧ください。質問なども、お気軽にお問合せください。
Contents
着物の種類と魅力を知ればもっと楽しめる
日常の装いから特別な日の晴れ着まで、着物には数種類のタイプがあり、それぞれに豊かな魅力があります。形や生地、帯のコーディネートを変えるだけで、雰囲気ががらりと変わるのが着物の奥深さです。華やかな訪問着や留袖は、お祝いの場を一層華やかに彩ります。素材での違いもございます。たとえばポリエステル生地はお手入れがしやすく、泥はねがついても洗いやすいのが魅力です。行事に合わせてTPOを意識しながら着物を選択していくと、まるで季節や気分を味わうように着物を着る楽しみが広がります。普段の暮らしに和の装いを取り入れると、おしゃれだけでなく心の豊かさも感じやすくなります。帯や小物のコーディネートを工夫すると、新たな発見があるかもしれません。着物選びや着付けに関する質問があれば、遠慮なくお問合せください。
普段着から訪問着まで代表的な着物の種類一覧
普段着として親しまれている小紋や紬は、シンプルで動きやすく、日常のお出かけにも活躍します。もう少し改まった場には無地感覚の一つ紋付きや普段着感覚の色無地も人気です。訪問着は華やかな柄が裾や肩にあしらわれ、パーティーやお呼ばれの場で注目を集めます。留袖は結婚式などの格式ある場面にふさわしく、落ち着いた華やかさを演出します。こうした種類の違いによって、着物にはTPOに合わせた着こなしが生まれます。たとえば訪問の場では訪問着、子どもの式典には振袖や袴など、それぞれの場面に応じて選びやすいというメリットがあります。丸洗いや洗い張りにより、生地を長持ちさせるのも大切です。サイズ直しで体形に合わせると、より美しく着こなせます。一覧を見比べて、お好みや用途に合った着物を探してみてはいかがでしょうか。気になることはいつでもご相談ください。
季節ごとに楽しむ和装の基本コーディネート術
春には淡い色合いの着物や花柄を取り入れ、優しい雰囲気を味わえます。夏は涼しげな絽(ろ)や紗(しゃ)の着物を選び、素材の透け感を楽しむと見た目にも涼やかです。秋は深みのある色や落ち着いた柄を用いて、紅葉を意識したコーディネートが映えます。冬はあたたかい長襦袢や羽織をプラスして防寒しながら、おしゃれも楽しむことができます。季節に合わせた帯や小物を工夫するのもポイントです。たとえば帯揚げに季節の色を取り入れると、自然と統一感が生まれます。こうして四季折々の魅力を意識すると、着物がもっと身近に感じられます。和テイストのアイテムをポイント使いして気軽におしゃれを楽しむ方も増えています。普段の装いに少しずつ取り入れてみると、季節を肌で感じる豊かな時間を過ごせます。コーディネートの質問などもお気軽にお声かけください。
雨の日でも安心!着物用コートの種類と選び方
道行コートや雨コートを活用すると、雨の日でも着物が汚れる心配が減ります。防水や撥水加工が施されたタイプなら、足元の裾部分までしっかりガードできます。丈が長めのものを選べば雨水が下部に付きにくく、着物をきれいに保ちやすいです。既製の二部式雨コートなら、着る人と着物のサイズに合わせて調整しやすく便利です。たとえば一番濡れやすい足元をカバーするだけで、安心感が増します。薄手で持ち運びしやすいものをバッグに忍ばせておけば、急な雨にも対応できます。道行コートは防風対策にもなり、季節を問わず活躍する心強いアイテムです。雨の日のTPOに合わせ、ぜひ自分に合った雨コートを取り入れてみてください。
※道行(みちゆき)コートとは、着物の外出用コート。礼装・カジュアルシーンで着用できます。衿の形が額縁のように角張っており、道行衿(額縁仕立て)とも呼ばれる。
着物を守る道行コートや雨コートの特徴
道行コートは、前で留める形状のため隙間からの雨風を防ぎ、大切な着物をしっかり守ってくれます。首元や袖、裾など要所をカバーしやすいデザインなので、防寒対策としても頼もしい存在です。雨コートは、より軽く、折りたたんでバッグに入れやすいのが利点です。既製品でも撥水加工がしっかりしているなら、長時間の外出でも汚れにくく快適に過ごせます。丈調整が可能なものなら、裾を引きずるリスクも減り、移動時のストレスを軽減できます。気軽に羽織れる雨コートは、場面を選ばず着られるので一着持っておくと安心です。雨の日にきちんと備えをしておくと、着付けやコーディネートにも余裕が生まれ、快適に外出を楽しめます。
雨の日の足元対策、草履カバー活用法と注意点
雨の中を歩くときは、草履に草履カバーを付けると足元が濡れにくくなります。草履カバーを選ぶ際はサイズが合っているか確認し、しっかり固定できるタイプだと歩行時も安定します。雨のしずくが裾にかかりやすいので、草履カバーを使うだけでなく、裾丈を少し上げて着付けするのも一案です。無理なく歩けることが大切なので、あまりきつく締めすぎず、ほどよくフィットするなど調整しましょう。雨用の履物を別に用意しておく方法もありますが、草履カバーなら着物姿を崩さないままお出かけできるメリットがあります。移動時は滑らないよう歩き方にも少し気を配ると、雨の日でも安心です。
着物がある方や、冬場に着物でのお出掛けがある方には、是非、着物用のコートをお勧めします。振袖などある程度若い世代の人が着物を着るときにはコートが無くても仕方がないですが、ある程度の年齢で着物を着てお出掛けする場合は、実はコートは必須のアイテムです。

道中着衿コート・・・前の合わせる幅を紐で調整できるタイプ。
コートを着用する意味
コートのご準備も実はとても重要です。今回は衿の形に着目しながらご説明したいと思います。

道行衿(額縁衿)コート・・・前の衿は額縁の形で決まってしまっているので前の合わせる幅はs調整できない。
コートなしの「帯付き姿」で出歩くのは気が引ける?!
一昔前は夏でもコートを羽織った
最近はあまり語られませんが、昔、着物をよく着ていた方々はコートを着ずに出歩くいわゆる「帯付き姿」は気が引けると口を揃えていいます。
『帯つきで外を歩くのは、何だか気恥ずかしい』
『着物や帯が汚れないか心配』など。
コートですから冬場だけの話と思われるかも知れませんが、年配の方だと夏でもきちんと絽コート、紋紗コートを着て外を歩いていました。もちろん生地は絽や紗、レースなど、透け感があって涼しげに見えるコートです。また、お出掛け時に帯を二重太鼓に結んでいる背中側を何かに引っ掛けて着崩れないようにする目的でもコートが必要です。
今の時代は帯付きも上手に活用
ただ、時代も少し変わってきましたので、もし季節に合わせたコートが無かったり、移動は車や電車ばかりでほとんど外を歩かないといった場合は「帯付き姿」でお出かけになることも多いと思います。もし大判のショールがあれば、肩に羽織ってお太鼓を隠せるようにすると良いでしょう。それでも冬場に「帯付き」はやはり寒いかと思いますので、既製品のコートが安く売ってますので、用意される方が良いかなと思います。冬場を過ぎて、春先になればカジュアルな着物でコートなしで軽やか出掛けるのもありかなと思います。夏場はコートなしで構いません。もし気になれば、夏のコートも試してみてください。
女性は帯付きがフォーマル
「帯付き」とは「女性がコート・羽織を着ずに、帯を見せながら歩いている様子」。女性はこの「帯付き」がフォーマルな姿です。ただ、女性の場合は目的地に到着するまではコートなどを羽織り、目的の場所に到着したらそれを脱いで「帯付き」のフォーマルな装いになるという感じです。コート自体は移動中のみに着るものであって、訪問先の部屋に入る前には脱いでしまうので、着物や帯よりはTPOに対してそこまでシビアにならなくても大丈夫です。

道行衿(額縁衿)
さて最近のコートは、防寒の役割だけではなく、車や電車で出かけるときに着物を汚さないようにという塵(ちり)よけとしての役割もあります。電車での移動では、帯を椅子に引っかえてしまったりすることをコートが防いでくれる役割もあります。
コートの衿のカタチ
続いてコートの衿の形ですが、衿の形も「道行衿」、「着物衿」、「被布衿」、「ショールカラー衿」などいろいろな衿の形があります。

ショールカラー衿(衿が二重になる)
昔は、まず、最初に「道行衿」のコートを作ったものですが、体形がふくよかになると衿の広がる範囲が決まってしまうので着れなくなる、着ずらいという難点があるので、和遊館丸豊では体形が変わっても着やすい「ショールカラー衿」をお勧めしております。

羽織
コートは、基本的には室内では脱ぐものなのでコートの裏地をお洒落なものにしておくと脱いだときに裏地がチラッと見えるので素敵になります。また、羽織は基本的に室内でも着用がOKです。最近では羽織はお洒落着としても人気があります。
着物を美しく長持ちさせる正しい手入れと保管法

着物の保管(霧の箪笥)
着物を長く美しく保つには、汚れを早めに取り除くことと適切な保管環境が大切です。着用後は風通しの良い場所で湿気を飛ばし、しまう前にシミや泥はねなどをチェックします。軽い汚れなら部分的に手入れし、ひどい場合は専門店に丸洗いや洗い張りを相談すると安心です。保管場所は直射日光や湿気の強い場所を避け、押し入れやクローゼットでも風通しを考慮しておくと良いです。たとえば定期的に虫干しを行い、生地が傷まないように見守ると効果的です。絹やポリエステルなど素材別に適した保管法を意識すると、シワやカビの予防に役立ちます。丁寧に扱えば、次に着るときにも気持ちよく袖を通せます。
まとめ|気軽に楽しむための着物活用ガイド
和装は日常から晴れの場まで幅広く楽しめる魅力があります。普段着にも取り入れると、季節を感じながら華やかな気分を味わいやすいです。着付け教室で帯結びの方法を身につけたり、レンタルを活用したりするなど、自分に合ったスタイルで始めると長く付き合えます。雨の日にはコートや草履カバーを使い、汚れがついたときは丸洗いや洗い張りを活用して、着物を大切に育ててみましょう。次は実際に店舗へ足を運んだり、予約や問合せをしてみたりして、より深く着物の世界を味わってみてください。
初心者にもやさしい着付け教室の選び方
初めての着付けは難しそうですが、着付け教室を選ぶ際は自分のペースで学べるかどうかを確認すると安心です。少人数制のコースなら、講師に直接質問しやすく、手技をじっくり覚えられます。前結びを取り入れたレッスンは、帯結びを身体の前側で見ながら練習できるため習得しやすいとも言われます。料金やレッスン期間、使用するテキストの有無など細かい点もチェックすれば、通いやすさがぐんと高まります。たとえば週末コースを設けている教室なら、仕事や育児との両立がしやすいかもしれません。着付けの技術をしっかり身につけると、お宮参りや卒業式、訪問着を着る機会などでも落ち着いて準備できます。学んだ知識を生かし、自分で着物を着られるようになると、レンタルや購入など着物ライフの選択肢が格段に広がります。自宅で着付けの練習ができるよう、着付け教室に通う前に必要な道具の有無も確認しておくとスムーズです。
豊橋周辺でおすすめの着付けレッスン教室一覧
豊橋には和遊館丸豊など、初心者から師範レベルまで幅広く学べる着付け教室が点在しています。基本の帯結びだけをマスターしたい方から、フォーマルな着付けまで習得したい方まで、それぞれのコースが用意されているところもあります。レッスン日は週末や夜間など選択肢が豊富な教室もあり、仕事や家事との両立をしやすいのが特徴です。質問ができる時間をしっかりと設けてくれる教室では、疑問点をその場で解決しやすく安心感があります。和の装いを通じて、地域の交流や新しい仲間との出会いを楽しむ方も多いです。教室を比べてみると、それぞれ特色が違うので、ライフスタイルに合うところを探してみてください。
帯結びを簡単に美しく仕上げるコツ
帯結びがうまくいかないときは、事前に帯を軽くアイロンがけしておくと折り目がつきすぎず仕上げやすいです。結ぶ際は帯の長さや身長に合わせて調整し、体の中心からずれないように意識すると美しい形が保てます。ひとつのコツとして、前で結んでから後ろに回す方法(前結び着付け)は、鏡を見ながら作業できるので失敗が減ります。さらに帯結びの種類を増やしておくと、フォーマルやカジュアルなどTPOに応じたアレンジが可能です。簡単な結び方としては、お太鼓結びが定番ですが、アレンジ次第で華やかな印象にもなります。最初は着付け教室や動画を参考にしながら練習すると、プロのポイントを押さえやすいです。慣れてきたら自分なりの結び方にアレンジしてみるのも楽しみです。

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