【着物の着付け】腰ひもの役割と選び方(ウェストベルト含む)

小物, 振袖, 着付け

着物スタイルにおける腰紐の重要性とは?

皆様が着物を着用する際に、必ず使用される「腰紐」という名称のアイテムをご存知でしょうか?
この腰紐、一体何の目的で着付け時に使用するのでしょうか?

腰紐の役割は、着物の形状を保ち、着崩れを防ぐという非常に重要なものです。
特に、多層に重ねた着物や豪華な振袖を着る場合には、その役割はより一層、重要性を増します。
着物の美しさを最大限に引き立てるためにも、腰紐の正しい使い方を理解し、適切に活用することが重要となります。

着物における腰紐の役割とは?

腰紐(こしひも)とは、着物の装着時(着付け時)に、腰部を締め付ける効果を持つ和装小物であり、別の名称としては腰帯と呼ばれます。

腰紐という名称から想像されるように、着物を装着する際に、衣服のズレを防ぎ、また、特定の部分を折り畳んで作る「お端折り」(おはしょり)を形成するために細い帯を結ぶ役割があります。

その名称から連想されるように、腰紐は腰部だけでなく、アンダーバストの位置に巻き付けて衿を固定する胸紐としても活用されます。
また、一時的な固定を必要とする場合には「仮紐」(かりひも)として使用することもあります。

着物の装着においては、左右の身頃を前で合わせ、その位置を腰紐で結ぶことによって固定します。

腰紐は、着物だけでなく浴衣(ゆかた)の装着にも利用される重要なアイテムです。
これらの着物の装着には欠かせない存在で、腰紐の使用により、美しい着物のシルエットが保たれるのです。

腰紐(こしひも)の素材選び

腰紐の素材は、着物の着付け時の着用感を考慮しつつ、締め心地が良く、また着崩れを防ぐことができるものを選ぶことをお勧めします。

素材の基礎知識=モスリンとウール

初めての着物や振袖の着付け時に選ぶ腰紐の素材として、モスリン製の腰紐は大変お勧めです。
その理由は、柔らかく、締めやすさがあり、緩むことも少ないため、長時間の着用でも快適に過ごすことが可能です。
また、色移りや色落ちの心配が少ないのもポイントの一つです。
リーズナブルな価格帯でありながら、お手入れも容易なため、着物初心者の方にとっては特に魅力的な素材であると言えるでしょう。

和遊館丸豊では、はじめて腰紐を購入する場合は、こちらのウール素材をおすすめします。推奨の腰紐素材です。

正絹(しょうけん)とその特性

正絹は、着物を締める際に楽な操作性を提供し、緩みにくいという長所を持ちつつ、適度な締まり感で着物を傷つけ難い素材として知られています。
その上、色や模様は華やかさを持ち、視覚的にも魅力的です。
しかしながら、絹は価格が高めで、摩擦に対しては弱いという性質も兼ね備えています。
これらを踏まえた上で、正絹の腰紐をお選びいただく際は、その特性を理解した上で、検討いただくと良いでしょう。

ポリエステルの特徴

非常に魅力的なデザインが多数存在し、価格も手頃なポリエステル製の腰紐は、そのメンテナンスの容易さからも多くの人々に愛されています。
しかし、その素材特性上、「滑りやすさ」や「ほどけやすさ」という問題点も存在します。生地素材自体が滑りやすいという特性がありますので注意が必要です。

ポリエステル製の腰紐は、その可愛らしいデザインの多さと、比較的リーズナブルな価格が魅力です。
また、素材の性質からメンテナンスが容易であり、その手軽さから多くの方々に選ばれる一方で、素材の滑りやすさやほどけやすさといった面が課題となっております。
これらの点を考慮に入れ、自分に合った腰紐を選ぶことが大切です。

麻について

主に夏向けに使用される素材が「麻」でございます。
その特性上、皺(しわ)になり易いという弱点が見受けられますが、麻特有の涼やかな風合いが魅力となっております。

綿

柔らかい肌触りと、結びやすさに優れ、しかも解けにくいという特性を持つ綿素材の腰紐は、その利便性から多くの人々に愛されております。
ただし、注意すべきなのは、この素材はシワが寄りやすいという点です。
この欠点を理解した上で、適切な保管とお手入れを行うことが大切となります。店頭ではあまり取り扱いのない商品となります。

ゴムの性質とその利点・欠点

ゴムの一番の特長である伸縮性は、その機能性を高め、着物や振袖の製造において重要な役割を果たしています。
特に、マジックテープ式や金具式などの結び目を必要としない形状は、着物の着付けにおける手間を省くことができます。
しかしながら、ゴムの素材によっては、年月が経つとゴムの伸縮が劣化する可能性があるため、その点はご注意いただくことをお勧めします。

新素材|ストレッチ素材の腰紐

新しい素材として、ストレッチ素材の腰紐も最近登場してきました。

伸縮性があり、色や柄も多様でおしゃれです。締めた際の着用感もよく、着崩れしにくいですが、価格はかなり高めとなります。興味がある方は一度試してみてください。

腰紐の数の必要性

腰紐の最低必要数について考えると、浴衣(ゆかた)の着装の際には少なくとも2本を用意すべきです。
一方、着物の着付けには最低でも3本が必要となります。
補正や帯結びの一時的な固定などに使う事もあるので、5本程度を準備しておくと安心できます。
また、コーリンベルト(着物用のベルト)を襦袢(じゅばん)の紐として利用する方もいらっしゃるとのことです。

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